2010年10月11日
『ミツバチの羽音と地球の回転』
『ミツバチの羽音と地球の回転』を九条のシネ・ヌーヴォで見てきました。
2010年/日本/135分
監督:鎌仲ひとみ
『ヒバクシャ 世界の終わりに』 、『六ヶ所村ラプソディー』に続く鎌仲監督のキュメンタリー三部作の3作目。
問題提起だけではなく、この映画では、持続可能な未来へのシフトの可能性の希望が描かれています。
長年、上関原発計画への反対運動を続ける山口県・祝島、
脱石油、脱原発の自然エネルギーへのシフトを着実に進めているスウェーデン、
未来をつくり出すミツバチのような人々の羽音が、地球の回転にも影響を与えるかもしれない・・・そんな希望。
もちろん映画の中では憤ってしまう場面もあって、特に中国電力の人が祝島に人に向かって発した一次産業を侮蔑するような発言に唖然としてしまったり。
スウェーデンで、電力を選択できない日本は変わらなきゃいけない、っていう意見にはっとしたり。
立ち止まって、持続可能なエネルギーへのシフト、未来につながる暮らしを考えるいい機会となりました。
是非是非、多くの方に見て考えていただきたい映画です。
大阪・九条のシネ・ヌーヴォへは阪神なんば線で神戸からも1本で行けるようになっていますよ。
10/9(土)〜10/15(金)10:40
10/16(土)〜10/22(金)10:00
10/23からは「地球環境映画特集」としてシネ・ヌーヴォX(シネ・ヌーヴォの2F)での上映
10/23(土)〜10/29(金)12:45
10/30(土)〜11/5(金) 16:00
11/6(土)〜11/12(金) 10:40
それから。
今年、神戸・元町にできたばかりの元町映画館でも上映が予定されています!
神戸の方はこちらが行きやすいですね。
11/6(土)〜11/12(金) 16:40
11/13(土)〜11/19(金) 未定
2010年/日本/135分
監督:鎌仲ひとみ
『ヒバクシャ 世界の終わりに』 、『六ヶ所村ラプソディー』に続く鎌仲監督のキュメンタリー三部作の3作目。
問題提起だけではなく、この映画では、持続可能な未来へのシフトの可能性の希望が描かれています。
長年、上関原発計画への反対運動を続ける山口県・祝島、
脱石油、脱原発の自然エネルギーへのシフトを着実に進めているスウェーデン、
未来をつくり出すミツバチのような人々の羽音が、地球の回転にも影響を与えるかもしれない・・・そんな希望。
もちろん映画の中では憤ってしまう場面もあって、特に中国電力の人が祝島に人に向かって発した一次産業を侮蔑するような発言に唖然としてしまったり。
スウェーデンで、電力を選択できない日本は変わらなきゃいけない、っていう意見にはっとしたり。
立ち止まって、持続可能なエネルギーへのシフト、未来につながる暮らしを考えるいい機会となりました。
是非是非、多くの方に見て考えていただきたい映画です。
大阪・九条のシネ・ヌーヴォへは阪神なんば線で神戸からも1本で行けるようになっていますよ。
10/9(土)〜10/15(金)10:40
10/16(土)〜10/22(金)10:00
10/23からは「地球環境映画特集」としてシネ・ヌーヴォX(シネ・ヌーヴォの2F)での上映
10/23(土)〜10/29(金)12:45
10/30(土)〜11/5(金) 16:00
11/6(土)〜11/12(金) 10:40
それから。
今年、神戸・元町にできたばかりの元町映画館でも上映が予定されています!
神戸の方はこちらが行きやすいですね。
11/6(土)〜11/12(金) 16:40
11/13(土)〜11/19(金) 未定
Posted by Cafe びすたーれぃ at 21:44│Comments(2)
│映画
この記事へのコメント
私は、福井県で脱原発の活動を続けています。 本業は、和紙の零細販売会社経営です。
六ヶ所村と上関原発計画は、鎌中監督の映画で全国に知られるようになりました。敦賀の高速増殖炉もんじゅは、再処理工場と密接な関係にありますが、マスコミの怠慢もあり、たとえば去年おきた燃料中継装置が炉内に落下した事故など、県外の国民にはほとんど知らされていないようです。 暴走しやすく、地震にとりわけ弱く、金属ナトリウムを使う危険など、国民にもっと知っていただきたいものです。
福井の人は大人しく控えめな県民性のためか、 なかなか脱原発の声も大きな広がりになりません。
人口も、県全体で80万人と、難しい面はあります。そこで、県外に出た福井県人に原発の現状を知らせる方法はないか、と腐心しているところです。地元に住んでいると、原発の問題に慣れっこになり、 不感症になっているきらいがあるのですが、 県外に出た同級生や親戚から、「福井をこのままにしておいてよいのか」 と叱咤されれば、考えはじめるかもしれないと思うのです。
昨年、私は「福井の山と川と海と原発」と 「生き残れない原子力防災計画」の二冊の本を書きました。
本の中では、もんじゅを担当する核燃機構(現在は看板を架け替えた) が、市議や県議を毎夜のごとく二次会・三次会を含む宴席に接待していたことも書きました。 情報公開で出てきた3年間の資料だけで、
約1億5000万円もの「研究開発費」を接待に流用していたのです。 このことを新聞社はどこも書きませんでした。 なぜなら、各社記者が(80%のシェアを誇る地方紙は部長クラスまで) 接待づけになっていたからです。
20年前に書いた拙著「福井の月の輪熊と原発」を鎌仲監督は自身のブログで評価してくださいました。まことに失礼ながら、自著の自己宣伝もかねつつ、 福井の実情を少し報告させていただきました。私のブログ taka8621もご参照ください。 お知り合いに福井県出身者がおられたらぜひ、福井の現状をお伝え下さい。 よろしくお願いします。 福井 山崎隆敏
六ヶ所村と上関原発計画は、鎌中監督の映画で全国に知られるようになりました。敦賀の高速増殖炉もんじゅは、再処理工場と密接な関係にありますが、マスコミの怠慢もあり、たとえば去年おきた燃料中継装置が炉内に落下した事故など、県外の国民にはほとんど知らされていないようです。 暴走しやすく、地震にとりわけ弱く、金属ナトリウムを使う危険など、国民にもっと知っていただきたいものです。
福井の人は大人しく控えめな県民性のためか、 なかなか脱原発の声も大きな広がりになりません。
人口も、県全体で80万人と、難しい面はあります。そこで、県外に出た福井県人に原発の現状を知らせる方法はないか、と腐心しているところです。地元に住んでいると、原発の問題に慣れっこになり、 不感症になっているきらいがあるのですが、 県外に出た同級生や親戚から、「福井をこのままにしておいてよいのか」 と叱咤されれば、考えはじめるかもしれないと思うのです。
昨年、私は「福井の山と川と海と原発」と 「生き残れない原子力防災計画」の二冊の本を書きました。
本の中では、もんじゅを担当する核燃機構(現在は看板を架け替えた) が、市議や県議を毎夜のごとく二次会・三次会を含む宴席に接待していたことも書きました。 情報公開で出てきた3年間の資料だけで、
約1億5000万円もの「研究開発費」を接待に流用していたのです。 このことを新聞社はどこも書きませんでした。 なぜなら、各社記者が(80%のシェアを誇る地方紙は部長クラスまで) 接待づけになっていたからです。
20年前に書いた拙著「福井の月の輪熊と原発」を鎌仲監督は自身のブログで評価してくださいました。まことに失礼ながら、自著の自己宣伝もかねつつ、 福井の実情を少し報告させていただきました。私のブログ taka8621もご参照ください。 お知り合いに福井県出身者がおられたらぜひ、福井の現状をお伝え下さい。 よろしくお願いします。 福井 山崎隆敏
Posted by 山崎隆敏 at 2011年01月15日 22:51
山崎様、福井の現状のメッセージをありがとうございます。福井の原発の電力は主に関西で使われていると聞いています、電力を選べないこと、まさに悔しく思います。
反原発の記事は、マスコミコミではスポンサーのからみなどもあり、報道されませんね。
鎌仲監督の映画もそうですが、ひとりひとりが知ること、そして伝えていくことが私たちにできることです。伝えていきましょう。宜しくお願いします。
反原発の記事は、マスコミコミではスポンサーのからみなどもあり、報道されませんね。
鎌仲監督の映画もそうですが、ひとりひとりが知ること、そして伝えていくことが私たちにできることです。伝えていきましょう。宜しくお願いします。
Posted by Cafe びすたーれぃ at 2011年01月16日 21:52